「理工学部の文武双全と慶大テニスの拡がり」開催

2019年06月24日

 5月25日(土)の午後、理工学部創立80年・藤原銀次郎翁生誕150年記念イベントとして「理工学部の文武双全と慶大テニスの拡がり」と題する特別講演会が慶應義塾体育会矢上部硬式庭球部とそのOBOG団体である矢上庭球会主催で開催されました。

 冒頭の岡田英史理工学部長の挨拶では、理工学部における文武双全の取り組みと、矢上キャンパスに壁打ちテニスコートが坂本精志氏(17期機械工学科卒業)のご寄附によって建設が可能となったことに対して感謝の意が述べられました。文武双全とはスポーツも勉学も共に全うすべしという意味であり、小泉信三先生が好んで使った言葉であることも紹介されました。

 講演では坂井利彰体育研究所准教授、三上弾理工学研究科客員准教授(NTTメディアインテリジェンス研究所特別研究員)、そして伊藤公平理工学部教授より,それぞれこれまでの慶應義塾と日本テニスの歩み、科学がスポーツに果たす役割、そして祝福された勝者たることの重要性について貴重な講演がなされました。参加者は真剣に聞き入っており、時間が超過するほど活発に質疑がなされました。

 講演会の第2部では赤沼英雄氏(29期管理工学科卒業)をはじめとする他3名のパネリストによる座談会が開催され、登壇者からは藤原工業大学が建設された当初からキャンパス内に大きなグラウンドがあったことが紹介されました。また、慶應義塾体育会矢上部硬式庭球部の歴史についても紹介され、現役学生は熱心に聞き入っていました。

 講演会後には壁打ちテニスコートのお披露目会も行われ、多くの方が参加されました。

岡田英史理工学部長による冒頭の挨拶

岡田英史理工学部長による冒頭の挨拶

坂井利彰氏による講演

坂井利彰氏による講演

質疑応答の様子

質疑応答の様子

三上弾氏による講演

三上弾氏による講演

伊藤公平氏による講演

伊藤公平氏による講演

パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの様子

ナビゲーションの始まり