必修英語は、指定された時限に同時開講される10クラスの中から、学生が受講したいクラスを選択できる「クラス選択制」です。第1学年を対象に4月と学年末に英語統一テストを実施しますので、学生が各自の英語力に適した授業を履修できるようになっています。このように、学生の資質と個性に応じた語学力を身につけられる、きめ細かい英語教育を実現しています。
次世代のリーダーとして、国際的な場で求められる国際感覚、論理的思考力、討論力、言語力、自律性の必要性を肌で感じ、体得するプログラムです。英語そのものを学ぶのではなく、英語を使ってさまざまなテーマについて発表、議論、海外での実地研修を行います。参加学生の多様な価値観や異国の文化を理解することで、世界でリーダシップをとれるような国際感覚を養います。関連科目として長期休暇中に開催される「グローバルリーダシップセミナー(GLS)実地研修」があります。
人間、社会、自然に対する深い洞察力と知力の養成を目的として、外国語や少人数のセミナー、人文・社会・自然科学系の約220の総合教育科目を設置しています。学生はこれらの多彩な科目群の中から、学部4年間にわたって自身の興味に応じて、自律的に科目を選択して履修することができます。総合教育科目の学びを通じて、科学技術者・研究者に求められる視野の広さや柔軟な思考力が育まれます。
教養英語に加え、将来、理工学研究者・技術者に必要とされる英語力の養成を目指します。習熟度別にクラス分けされた1・2年次の必修英語では、学術的な文献を読解したり、英語論文を執筆したりする上で役立つよう、特にリーディングとライティングの能力の向上を図ります。また、内容別・レベル別で1年次から4年次までの一貫した教育プログラムに基づいて配置されている総合教育科目英語(選択英語)を、個々の関心に合わせて履修することにより、幅広い英語力を身につけると同時に、3・4年次になってからも英語力の維持・向上を図ることができます。
理工学部では、ドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語、朝鮮語のうち一つを、選択必修科目として学びます。また総合教育科目諸外国語(選択諸外国語)として、上記の外国語に加えてアラビア語、イタリア語、スペイン語を学ぶことができます。
20世紀、科学は人類に豊かな恵みを与えるために未曾有の発展を続けてきました。その強大な力は、今や生命全体との調和を視野に入れるべき段階にまで達しています。21世紀は、科学技術を利用する人間の英知そのもののあり方が、深く問われる時代になると考えられます。したがって、これから理工学を志す者には、科学技術に対する高度な専門性のみならず、人間社会を含むグローバルな思考や深い洞察力、さらには豊かな人間性が強く求められることになります。総合教育では、こうした人間、社会および自然に対する深い洞察力や知力の養成を第一に考え、未来を担う理工学研究者・技術者を育成します。
英語
・必修英語—読み書きを中心とした、学術英語の習得
・総合教育科目英語(選択英語)—幅広い英語力の養成
諸外国語
・地域言語の習得と英語圏以外の地域に関する深い理解
・発信型の人材を育成
・言語能力、思考力の向上
総合教育科目
・人間、社会、自然に対する深い洞察力と知力の養成
英語
諸外国語
総合教育科目