第2回「Distinguished Lecture Series」開催

2018年11月07日

理工学部・理工学研究科では、本年度より国内外から著名な方々をお招きして、主に理工学部生および理工学研究科大学院生を対象とした講演会「Keio Science & Technology Distinguished Lecture Series」を開催しております。10月10日(水)に日吉キャンパスで行われた第1回目に続き、第2回目となる今回は、2018年11月6日(火)9時から矢上キャンパス・マルチメディアルームにて、 IBM Research 最高執行責任者 バイス・プレジデント AI & IBM Q担当 Dario Gil氏 による講演会を開催いたしました。朝早くからの講演会にも関わらず、理工学部生・理工学研究科大学院生と教職員合わせて190名以上の方が参加し、熱気に溢れた講演会となりました。

Dario Gil氏の講演は、演題「AI and its impact on society」にふさわしい内容で、1900年代に研究が始まった人工知能(AI)がどのような領域で応用されてきたかを具体例を挙げて解説し、AIが深層学習に特化した現在の「Narrow」から、機械学習一般を含めた「Broad」、そしてさらに先の「General」に進化するにあたり、「General AI」が段階的にどのような進化を辿るか、その見解を説明するとともに、またAIがあらゆる産業を横断して決断を最適化することに長けているのかということについて、聴衆に向けて所々でウィットを交えながら語られました。

講演後は教員および塾生とGill氏との間で英語での質疑応答となりましたが、終了予定時間を超えて質疑応答が繰り広げられるなど、盛況のうちに終了いたしました。

理工学部・理工学研究科では、今後も「Keio Science & Technology Distinguished Lecture Series」を始めとした理工学部生・理工学研究科大学院生を対象とした様々な企画を今後も実施して参ります。是非ご期待ください。

講演会の様子

講演会の様子

身振り手振り交えながら説明するDario Gil氏

身振り手振り交えながら説明するDario Gil氏

講演会の様子

講演会の様子

講演会終了後の記念撮影

講演会終了後の記念撮影

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