今年も8月5日（土）に理工学部3、4年生と大学院生が通う矢上キャンパスで「理工学部オープンキャンパス」を開催しました。当日は高校生・受験生とその保護者を含む1,862名（事前申込制）の来場者を迎えました。
本年度は、11学科28研究室を14種類のコースで巡る「学科見学ツアー」を中心に、理工学部長と高校生の保護者が理工学教育・研究・課外活動・進路について語り合う「保護者向け懇談会」、理工学部教員が理工学部の概要を説明する「学部説明会」、各学科の教員がそれぞれの学科・学問の魅力を語る「学問のすゝめ」、若手研究者による講演「科学者を目指す君たちへ」が開催されました。
中でも全14コースの「学科見学ツアー」は、各コース55分程度で2つの研究室を見学・体験できる目玉イベントです。各コースには研究に関連したわかりやすいテーマが設けられており、参加者は興味のあるテーマを選んで、普段あまり見る機会のない大学の研究室や施設が見学できるようになっています。今年も延べ1,324名のツアー参加者が、引率の在学生や職員と一緒に各研究室を巡りました。
また、システムデザイン工学科・村上俊之教授の「女子学生向け講演」、4名の女子学生によるパネルディスカッション「KEIO☆Girlsに聞く理系のススメ」も行われ、高校生と多くの保護者の方々が聴講しました。そのほかにも、各学科の教員と学生が各学科で行っている最先端の研究を紹介する学科紹介コーナーや入試・奨学金・留学について職員が個別相談に応じる各種相談コーナーが設けられるとともに、34棟マニュファクチュアリングセンターや26棟中央試験所などの実験施設とメディアセンター（図書館）やＩＴＣ（インフォメーションテクノロジーセンター）の見学会も催され、盛況のうちに終了しました。
