ひらめき☆ときめきサイエンスが開催されました

2021年03月25日

2020年11月23日(月・祝)、独立行政法人日本学術振興会と本学の共催で「 ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~ KAKENHI 」(科学研究費助成事業(研究成果公開促進費))のプログラム「ロボットが動く仕組みと拓く未来」がオンライン開催されました(慶應義塾大学 理工学部 矢上キャンパスより配信)。


この事業は、科学研究費助成事業により得られた最先端の研究成果を小・中・高校生にわかりやすく伝えることで、科学のおもしろさを感じてもらうことを目的として実施されているものです。本学からは理工学部システムデザイン工学科の桂誠一郎教授による標記のプログラムが採択・実施され、中学生11名とその保護者などが参加しました。


今年度は新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止の観点から、当初予定していた夏休みから日程が延期になり、かつオンラインでの開催となりましたが、オンラインならではの良さを活かしたプログラムが構成されました。


はじめに独自のテキストを使用した講義が行われ、ロボットを動かす仕組みである「制御」について学びました。仮想的な「ばね」と「摩擦」を考えることで、目には見えない「制御」の理解を深めました。


続いて、遠隔でのロボット制御プログラミングの体験実習を行い、倒立振子を安定して立たせる実験を行いました。また、桂研究室が開発した最先端のロボットにも同様の制御技術が応用されていることを確認しました。中でも「モーションコピーシステム」技術を用いた書道などの芸術を再現するロボットが紹介され、参加者から驚きの声が上がりました。


実験終了後には、未来のロボット社会に関するグループディスカッションを行いました。グループごとに、オリンピック・パラリンピックや観光に来た外国人を案内するロボット、コロナ禍において遠隔で医療を行うロボット、高齢者介護・支援ロボット、自動搬送ロボットなど、今後の超成熟社会の諸問題を解決する夢のあるロボットに関していろいろなアイディアや意見が出されました。


プログラムの最後に修了式が行われ、参加者一人一人に未来博士号が授与されました。

講義の配信の様子 

講義の配信の様子 

講義「ロボットのサイヤンスと未来」

講義「ロボットのサイヤンスと未来」

ロボットのフィードバック制御の実習

ロボットのフィードバック制御の実習

最先端の実験機の紹介

最先端の実験機の紹介

グループディスカッションの様子 ① 

グループディスカッションの様子 ① 

グループディスカッションの様子 ②

グループディスカッションの様子 ②

一人一人に未来博士号が授与されました

一人一人に未来博士号が授与されました

全員で記念撮影!

全員で記念撮影!

ナビゲーションの始まり