慶應義塾先端科学技術研究センター(KLL)は、2020年12月18日(金)、第21回慶應科学技術展(KEIO TECHNO-MALL2020)を開催いたしました。
KEIO TECHNO-MALLは、理工学部・理工学研究科の研究成果を産業界に紹介し、産官学連携のきっかけとなる「出会いの場を提供するイベント」です。第21回となる今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からオンラインでの開催となりました。当日は理工学部・理工学研究科のある矢上キャンパスに設置した仮設スタジオから、シンポジウムセッションやショートプレゼンテーションを配信いたしました。チャットツールで寄せられた質問が登壇者の活発な議論に発展するなど、実開催さながらの光景も見られました。
今年は初めて医学部との共催として開催いたしました。シンポジウムセッション①「オープニングセッション」でも議論されていましたが、メディカル・ヘルスケアとサイエンス・テクノロジーのさらなる融合により、総合大学である慶應義塾大学の強みを活かしたオープンイノベーションで社会課題・ニーズを解決してまいります。
また、昨年に引き続き、インキュベーション支援の取り組みとして学生によるビジネスコンテスト(展示No.68)を行い、最優秀賞1件、優秀賞2件が表彰されました。
KEIO TECHNO-MALL 2020のwebサイトでは、79の展示の資料や解説動画をアーカイブしています。シンポジウムセッションやショートプレゼンテーションについても今後アーカイブの予定です。
来年度のKEIO TECHNO-MALL 2021は2021年12月10日(金)に開催の予定です。開催方法につきましては後日ご案内いたしますが、引き続きKEIO TECHNO-MALLを通じてKLLのミッションである産官学連携を推進してまいります。