ひらめき☆ときめきサイエンス「夢のある未来のロボット社会をデザインしよう!」が開催されました

2019年10月15日

7月30日(火)、矢上キャンパスにおいて、独立行政法人日本学術振興会と本学の共催で「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」(研究成果の社会還元・普及事業)のプログラム「夢のある未来のロボット社会をデザインしよう!」が開催されました。

この事業は、科学研究費助成事業により得られた最先端の研究成果を小・中・高校生にわかりやすく伝えることで、科学のおもしろさを感じてもらうことを目的として実施されているものです。本学からは理工学部システムデザイン工学科の桂誠一郎教授による標記のプログラムが採択・実施され、高校生19名とその保護者などが参加しました。

はじめに独自のテキストを使用した講義が行われ、ロボットの研究開発の最先端と今後の超成熟社会において期待されている技術について学びました。その後、量子コンピューティングセンターと理工学メディアセンターを回るキャンパスツアーを行い、大学の雰囲気を味わいました。

午後はロボットの制御プログラミングの体験実習を行い、倒立振り子を安定して立たせる実験を通して理解を深めました。また、桂研究室が開発した「機能的電気刺激システム」、「超瞬発マシン」、「波動制御システム」、「書道ロボット」などの最先端のロボット技術を体験しました。

実験終了後には、未来のロボット社会に関するグループディスカッションを行いました。グループごとに、家事を支援するロボット、防災・減災に携わる安全・安心ロボット、農林水産業とロボット、コミュニケーションロボットなど、夢のある未来のロボットの活用テーマに関していろいろなアイディアや意見が出され、活発な質疑が行われました。

おやつを食べながら懇談するクッキータイムの時間では、ロボット技術に関する質問のみならず、研究室での日々の生活や科学者や研究者になるにはどうすれば良いかなどの質問が出され、教員や桂研究室の学生スタッフと将来の夢を語り合う姿も見られました。

プログラムの最後に修了式が行われ、参加者一人一人に未来博士号が授与されました。

大学の講義を体験

大学の講義を体験

講義「ロボットのサイヤンスと未来」の様子

講義「ロボットのサイヤンスと未来」の様子

キャンパスツアー(量子コンピューティングセンターの見学)

キャンパスツアー(量子コンピューティングセンターの見学)

キャンパスツアー(理工学メディアセンターの見学)

キャンパスツアー(理工学メディアセンターの見学)

教員・大学院生と交流しながらの昼食

教員・大学院生と交流しながらの昼食

倒立振り子の制御プログラミングの実習

倒立振り子の制御プログラミングの実習

実験を繰り返しながらプログラムを変更します。

実験を繰り返しながらプログラムを変更します。

「機能的電気刺激システム」による動作支援の実験

「機能的電気刺激システム」による動作支援の実験

未来のロボット社会に関するディスカッション

未来のロボット社会に関するディスカッション

質疑応答を行いながら考えを深めました。

質疑応答を行いながら考えを深めました。

一人一人に未来博士号が授与されました

一人一人に未来博士号が授与されました。

未来博士号を手にして全員で記念撮影

未来博士号を手にして全員で記念撮影!

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