5月5日(日)に、ロシア・スイス・香港のチームを含む合計8チームが参加した「サイバスロン車いすシリーズ日本2019」が「カルッツかわさき」で開催されました。「サイバスロン」に初めて参加した慶應義塾大学理工学部サイバスロンチーム「FORTISSISSIMO」は、午前と午後各1回ずつ行われた予選の結果、3位決定戦に進出し、第1位「HSR Enhanced(スイス)」、第2位「Caterwil(ロシア)」に次ぐ、第3位の好成績を収めました。
「サイバスロン」とは、障がい者と先端技術の開発者が協力して日常生活に必要な動作に挑む、国際競技大会を軸にした、ユニークな取り組みです( 在日スイス大使館ホームページより引用 )。「サイバスロン」は、以下の6種類の競技種目から構成され、今回はこのうち「電動車いす(WHL)」の種目が日本で開催されました。なお、「電動車いす(WHL)」を操作するパイロットは障がい者ですが、オリンピックやパラリンピックと「サイバスロン」の間に直接的な関係はありません。
「サイバスロン車いすシリーズ日本2019」は、以下の6種類の課題を制限時間内(8分以内)クリアすることで加算される合計得点を競う競技です。スピードを競う競技ではありませんが、同点の場合のみゴールまでのタイムが考慮されます。
今回の「サイバスロン車いすシリーズ日本2019」で、慶應義塾大学理工学部サイバスロンチーム「FORTISSISSIMO」は、午前の予選および3位決定戦において、すべての課題をクリアして制限時間内にゴールすることができました。大会は終わりましたが、今後もサイバスロンへの参加を通して得られた知見や技術を現実社会に展開していくことを目指し、開発を継続していきます。引き続き、皆様のご支援・ご協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。