供給したフェイスシールドはアクリルフレームとPETフィルムからなるフレーム版と、PETシートから切り出したのみで組み立てが極めて簡単な簡易版の2種類です。いずれも、レーザ加工機による切り出しにより製作でき、緊急時に比較的短時間で製作できることを重視した設計となっています。
フレーム版フェイスシールド
フレーム版フェイスシールド
簡易版フェイスシールド
簡易版フェイスシールド
日付 |
内容 |
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4月27日 |
防護用具の供給状況の情報共有、同日オンラインでの共働がスタート |
4月30日 |
設計完了 |
ゴールデンウィーク |
材料調達 |
5月12日 |
試作、医師によるフィードバック |
5月14日 |
製作工程の確定 |
5月18日 |
100セット製作、慶應義塾大学病院に供給 |
開発過程の情報共有にはweb上のコラボレーションハブを利用し、その他にweb会議4回、試作・製作3日で供給を実現しました。なお、COVID-19によるキャンパス入構禁止期間中のため、製作は特別な許可の下、感染予防策を講じつつ最低限の人数(教員のみ、大学院生はweb経由でのサポート)、日数で実施しました。