慶應義塾大学理工学部・理工学研究科では、世界に通じる人材の育成とグローバルリーダーとしての研究者の養成をめざし、学生が在学中に留学等の海外学習を経験する機会を提供しております。その活動を支援することを目的とし趣旨に賛同いただいた方々の寄付金により、理工学部創立75年記念事業の一環として、2012年度に「国際人材育成資金」、2015年度に「国際人材育成基金」を設立しました。

理工学部・理工学研究科の卒業生が国際社会に出た時、自らの置かれた立場を理解し期待される役割を果たすには、在学中に高度な専門知識と併せて広い教養を身につけておくことが重要です。理工学部生・理工学研究科生の中で留学プログラムに参加する人数は徐々に増えてはいますが、それでも年間100 人にも達しません。これらの取り組みは従来の授業料では賄うことが困難ですが、本来すべての学生に対して参加機会が開かれているべきものです。「国際人材育成資金・基金」はそのための経済的支援をできる限り多くの理工学部生・理工学研究科生に提供することを目的としています。

この度、2024年度春学期活動プログラムを対象とした「国際人材育成資金・基金」海外留学奨励金への募集を以下のとおり行います。希望する学生は募集要項(以下リンクよりPDFダウンロード可)をよく読んで出願してください。

2024年度春学期活動プログラム対象 募集要項 

対  象

理工学部生・理工学研究科生

募集期間

2024年9月20日(金)~2024年10月11日(金)16時45分まで

申請資格

以下の条件を全て満たす学生

・ 海外学習活動の目的が明確で、塾生の範となる活動をした者

・ 学業成績・人物共に優秀である者

・ 海外学習活動後も慶應義塾大学に在籍する者

  ※現在の課程の最終学年に所属し、かつ最終学期に留学を予定している学生は、最終学期が開始する前(9月24日)までに学生課国際担当に申し出ること。(ただし学内進学予定者はこの限りではない。)

選考方法

書類審査(必要に応じて面接を課すことがある)

給付金額

申請書を審査し給付金額を決定

結果発表

12月上旬頃(予定)に申請者宛にK-Supportメッセージにて通知

原則として以下の全てを満たすプログラム

  • 渡航期間が概ね2024年4月~2024年9月であり、申請時に帰国していること。
  • 理工学部学生課国際担当発行「理工学部生こそ 留学のススメ」に記載があるもの、またはこれに準ずるもの。
  • 参加プログラムにより慶應義塾大学理工学部・理工学研究科の単位を取得したもの、または申請中のものを優先する。単位の取得にならないもの(フィールドワーク、インターンシップ等)も申請可能であるが、選考上、優先度は低くなる。なお、学会参加を目的とするものは除く。
  • 日本国外で行われる学習活動であること。

申請方法

オンラインフォーム より申請すること

国際人材育成資金・基金 海外留学奨励費 申請フォーム(申請受付期間のみ有効)

申請書類

以下の書類を一つのPDFにまとめたうえで、申請フォームよりアップロードすること。
(各ファイルのサイズは5MB以下推奨)。

  1. 申請書(所定用紙)
    所定用紙は下記ウェブサイトよりダウンロードすること。

  2. 慶應義塾大学の最新の学業成績表コピーまたは学業成績証明書

  3. プログラムの概要を示す書類
    プログラム名、主催機関・学校名、渡航先の国・実施期間、プログラム内容、必要経費などの詳細が記載されているものを提出してください。

  4. プログラム参加を証明する根拠書類
    例)修了証明書、留学先での成績表、受入許可書、主催機関からの合格通知メール、パスポートの出入国印のページなど参加が確認できる資料。(パスポートの出入国印のページの場合は、本人氏名・自署のページとあわせて提出してください。)
    ※ 理工学部学生課国際担当が派遣業務を主に行うプログラムで、担当者から、3、4の添付が不要と別途連絡があった場合は、1、2のみの提出で構いません。

申請上の注意事項

  • 申請書には、渡航期間中の活動内容および成果について明確に記載してください。支給額決定の参考とします。
  • 提出書類の不足、申請内容不備の場合には、奨励金支給の減額、または不支給となります。
  • 外国人留学生の場合、母国における学習活動はプログラムの内容によっては奨励金の支給対象外となる場合があります。
  • 複数のプログラムに参加した場合、それぞれに対して奨励金の申請を認めますが、採用されるのは一つのみとします。
  • すでに学内から他の奨学金や助成金を受けている場合は、そのことが選考の際に考慮されます。
  • 対象となるプログラムが慶應義塾創立150年記念奨学金(海外学習支援)を受給している場合、本奨励金は併給できません。

理工学部学生課国際担当

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