こちらは慶應義塾大学理工学部・理工学研究科(矢上キャンパス)の就職関連情報に関するご案内です。
他キャンパスの就職支援窓口については下記ページよりご確認をお願い申し上げます。
採用ご担当者さまへ(大学全体)

ご挨拶

理工学部長    村上 俊之
理工学研究科委員長 斎木 敏治

 慶應義塾大学理工学部の卒業生ならびに大学院理工学研究科修了生の就職につきまして、かねてより格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。COVID-19流行の影響で、日々の生活スタイルが大きく変わってきています。ご存じの通り、2020年度においては、様々な学内イベントをはじめキャンパスにおける学生生活は残念ながらCOVID-19感染拡大の懸念を踏まえ、大きな制限を受けることとなりました。授業も対面ではなくオンラインでの実施を余儀なくされてしまいました。しかしながら、こうした困難な状況においてこそ、ライフスタイルが大きく変わるパラダイムシフトが必要と考え、研究教育活動のさらなる活性化を目指した対応を探っております。

 慶應義塾大学理工学部では、入学段階では学科による専門を決めずに、2020年度から新たな領域の枠組みとしてスタートした5つの学門という学びの場で、将来の専門教育へ向けた基礎的な共通教育を受けます。その後、2年進級時に11学科のいずれかに配属され、学科毎に特色があるカリキュラムによって専門性を高める教育を受けた後、4年次に卒業研究を行います。理工学部では、毎年約1000名の学生が卒業しますが、そのうち70%を超える学生が大学院修士課程に進学します。大学院では、3つの専攻(基礎理工学専攻、総合デザイン工学専攻、開放環境科学専攻)のいずれかに入学し、専門分野を横断した柔軟な教育・研究体制の中、指導教員のもとで最先端研究に従事します。このように、慶應義塾大学理工学部・大学院理工学研究科では、学部入学から大学院進学まで、学生がそれまでに得た知識と経験に応じて、自分自身で進路を選択するステップを設けています。このような独自の教育システムにより、確かな基礎に立脚した専門知識を修得し、分野横断的な視点で物事をとらえる能力を有する人材を育成しています。近年では、AI・高度プログラミングコンソーシアム(AIC)が設置され、AIを通して企業との連携を含め、学生の自主的な学びの場も提供しています。多くはプログラミングに関する学びが中心となるため、理工学部あるいは理工学研究科からの参加者が多くなりますが、経済学部、法学部、商学部からの参加者も多数あり、学部を超えた学びと連携を通じて新たな人材の育成が期待されています。

 一方、急速に進むグローバル化に対応して、大学を卒業し、あるいは大学院を修了した後に、世界を舞台に様々な分野で中心的な役割を担って活躍することができる国際力豊かな人材の育成を重視しています。慶應義塾大学理工学部・理工学研究科では、世界に通じる国際人材育成を目的として、学部1・2年生を対象としたグローバルリーダーシップセミナーの開講、学科専門教育課程における4学期制の導入による短期国外留学や国外インターンシップ等への参加の機会提供、大学院修士課程におけるダブルディグリー制度による海外大学院での学位取得などのプログラム拡充を行っています。2015年4月の「国際人材育成基金」設立を機に、学生の国外での活動を支援するための資金をさらに充実し、将来的には、すべての理工学部生が何らかの形でこれらの国際プログラムに参加できることを目指しています。また、優秀な留学生の受け入れについても精力的に取り組んでいます。例えば、大学院においては、英語で受講して学位の取得が可能な先端科学技術国際コースを設置し、さらに欧州を中心に国外大学とのダブルディグリー制度の提携を行うことで、多くの留学生が理工学研究科に在籍するようになり、キャンパスの国際化が進んでいます。

 このような研究教育成果の社会への貢献を司る就職支援につきましては、経済状況に関わりなく、おかげさまで多くの求人をいただいておりますが、それに甘えることなく、毎年見直しを行っています。詳細につきましては、別途案内をご参照ください。科学技術に対する専門知識を有し、社会環境のグローバル化や多様化に柔軟に対応できる学生を育成し世に送り出すべく、今後も継続的な努力を進めてまいります。今後とも、ご支援とご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

理工学部・理工学研究科 就職関連情報のご案内

理工学部・理工学研究科 就職担当委員長 大槻 知明

本学卒業・修了学生の就職に関し、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2024年度(2024年9月、2025年3月)卒業・修了予定学生に係る本学の就職支援の基本方針と採用活動に必要な情報を以下にご案内します。学生に無理のない、温かい就職支援を心がけております。お気づきの点、ご要望等がありましたら、遠慮なくご連絡ください。今期もよろしくお願いいたします。

1.2022年度(2022年9月、2023年3月)卒業・修了学生の進路概要と学校推薦利用率

2022年度学部卒業学生の75%が修士課程に進学し、22%が就職しました。大学院修士修了学生の8%が博士課程に進学し、84%が就職しました。就職活動における学校推薦の利用率は、学部卒業学生が13%、修士修了学生が25%となっています。

2.採用選考活動日程の遵守

大学および大学院の学生として本来の実力を高めるために勉学と研究の時間の確保は極めて重要です。採用活動にあたりましては、本学の学事日程をご考慮の上、学生の教育・研究活動に影響を与えないようにご配慮ください。基本的には、政府によって要請されている採用選考活動日程の遵守をお願いいたします。求人票等の採用情報は2024年3月1日以降に学生に公開いたします。

3.学内広報活動や先輩リクルーター来訪に係る制約

ご訪問先の研究室教員・訪問窓口に直接ご相談ください。なお、理工学部学生課キャリア支援担オフィスへのご来訪については「お問い合わせ先」までご連絡ください。

また、学内での採用広報活動や先輩リクルーターの来訪に際しては、学内の教育・研究環境を平静に保つため、教室・会議室等の授業・校務に使用するスペースの利用を禁止しています。また、機材の貸し出や掲示・広報等もいたしかねます。学生との談話には、学生コミュニケーションルーム(14棟1階)や学生ラウンジ(34棟2階)をご利用ください。ただし、大人数での利用や大声での説明など、利用者に迷惑を掛けることが無いようにご配慮ください。尚、大学行事や当日の学生・教職員の利用状況等によりご利用になれない日程もございますのであらかじめご了承ください。趣旨をご理解の上、ご協力をお願い申し上げます。

4.知的財産権保護

理工学部・理工学研究科における研究内容は知財権保護の観点から非公開扱いにすることがあります。学生との面談・面接などでは研究内容の守秘義務へのご理解をお願いいたします。

ご求人について(自由応募と学校推薦)

自由応募のご求人について

キャリタスUCによる求人情報の掲載:
本学では、(株)ディスコによって運営・管理されている【学校向け求人情報配信システム(キャリタスUC)】を利用し、インターネット上において貴社・貴団体の本学への求人情報を学生に公開しております。お手数ではございますが、自由応募の求人情報についてはキャリタスUCからの申し込みをお願いいたします。

お申し込み方法:
キャリタスUC を初めて利用される企業・団体様は、登録サイト( https://uc.career-tasu.jp/corp/ )から新規IDとパスワードの取得申請をお願いいたします。IDとパスワードを取得済みの企業・団体様は、ログイン画面よりID・パスワードを入力し本学を指定のうえ送信してください。なお、登録済のID・パスワードは本学ではなくキャリタスUCを運営する(株)ディスコの問い合わせ窓口に照会してください。

学校推薦のご求人について

学校推薦制度の概要

学校推薦とは、学生が当該企業様を第一志望として応募していることを大学が保証する制度です。学生の志望に基づいて就職担当委員により推薦が決定され、塾長と学部長あるいは研究科委員長名で推薦状が発行されます。学校推薦が決定した学生は他のいかなる進路も閉ざして当該企業様への入社を最優先といたしますので、優先的かつスムーズに選考していただいています。学生にとっては、自由応募と比べ短期間で就職活動を終了させ研究活動に専念できる等のメリットがあります。なお、本制度は企業様と大学との信頼関係に支えられています。この信頼関係を維持するために、理工学部・理工学研究科では、厳格かつ誠実に制度を運用しています。

企業様の採用活動の形態

企業様は系(*1)ごとに「学校推薦のみ」、「自由応募のみ」、「学校推薦/自由応募の併用」のいずれか1つの形態を選択していただきます 。(*2)
学生は、当該企業様の応募形態が「学校推薦のみ」、「自由応募のみ」、「学校推薦と自由応募の併用」のいずれかであるかを選考開始時に確認の上、応募します。「学校推薦のみ」の企業様には学校推薦でのみ応募が可能で自由応募は選択できません。また、「自由応募のみ」の企業様には学校推薦での応募はできません。一方、「学校推薦/自由応募併用」の企業様への応募は、学生の意思によって両者いずれかを選択することが可能です。原則的に、選考開始時に学生が選択した応募形態を、選考過程の途中で変更することは不可としています 。(*3)

*1:「系」とは、学科と大学院を一体化した就職活動のための分野を示す用語で、学部生は所属学科に、大学院生は指導教員が所属する学科に相当します。学部生・大学院生ともに「系」ごとに就職支援を行います。各系の 就職担当委員 は、企業様の皆様との窓口となります。なお、学生の指導教員が所属する学科(就職支援における「系」)は 理工学部教員プロフィール に公開しております。

*2:学校推薦枠は、系ごと、職種別、学部生・大学院生別に設定することが可能です。

*3:ただし、企業様がいずれかの採用形態よる採用を完全に終了(当初の採用形態による応募者の合否が全て決定)した後、追加募集で採用形態を変更することは可能です。

学校推薦求人票の公開日について

学校推薦求人票は、企業様と各系就職担当委員との事前合意を経た上で2024年3月1日より学生に公開いたします。このため、2月以前の採用活動は原則として自由応募として取り扱います。
事前合意の手続きは「学校推薦求人のお申込み方法」をご参照ください。

学生の推薦決定の時期について

本学では学校推薦希望学生に対する「進路希望調査」を実施しております(5月中旬頃)。本調査後に各企業様への学校推薦者が決定されます。

学校推薦状の発行について

学校推薦状は、『学校推薦』のご求人枠に限り、理工学部長(大学院理工学研究科委員長)と大学長名で、7月以降に発行いたします。『自由応募』のご求人に関しましては、発行できません。

学校推薦求人のお申込み方法

学校推薦求人をご希望の企業様には、必ず所定のお申込み手続きをお願いしております。
本手続きが完了していない場合、学校推薦求人として学生へご紹介いたしかねます。
お申込み手続きについては、本ページ「お問い合わせ先」までご請求ください。

理工学部学生課キャリア支援オフィスへの資料送付・お問合せ先について

ご求人・会社説明・インターンシップ関連の資料について

・ご郵送もしくは直接お持ちいただく場合、お預かりする数は各資料A4サイズで2部までとさせて頂いております。
※場所に限りがございますので、大量に送付頂いても処理いたしかねます。
※冊子等を箱でご送付頂く場合は必ず事前にご確認下さい。

就職情報会社様の資料について

・就職情報誌等の郵便物、宅配物をご送付頂く際には、必ず事前にご連絡をお願いいたします。
 特に弊学からの発注依頼がない限り、冊子体等の送付部数は10部までとさせていただきます。
 宜しくご理解の程お願い申し上げます。
・ご来訪頂く際には事前にご連絡ください。
・構内で、資料やチラシ等の配布はご遠慮いただいております。

資料送付先

*メール送付にご協力をいただけると幸いです*

<メールでお送りいただく場合>
慶應義塾大学 理工学部 学生課キャリア支援オフィス求人資料受付メールアドレス
keio_st_placement*info.keio.ac.jp
(メールを送る際は*を@に変換してお送りください。
お問い合わせ先メールアドレスとは異なりますのでご注意ください。)

<郵送でお送りいただく場合>
〒223-8522 神奈川県横浜市港北区日吉3丁目14番1号

慶應義塾大学 理工学部 学生課 キャリア支援オフィス

お問い合わせ先

〒223-8522 神奈川県横浜市港北区日吉3丁目14番1号
慶應義塾大学 理工学部 学生課 キャリア支援オフィス
TEL045-566-1465
E-mailplacement-yagami*adst.keio.ac.jp
(メールを送る際は*を@に変換してお送りください。)
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