2015年8月27日(木)に外務省飯倉公館にてマレーシア日本国際工科院(MJIIT:Malaysia-Japan International Institute of Technology)コンソーシアムの活動が、「マレーシアにおける国際協力を推進した」との功績により、岸田文雄外務大臣から表彰されました。
「MJIIT(マレーシア日本国際工科院)」は、マレーシアにおいて日本型の工学系高等教育を行う学術機関であり、日本とマレーシアの両首脳間の合意のもと、2011年9月に開校されました。
日本では、慶應義塾大学を含む25の大学、外務省、文部科学省、経済産業省、日本商工会議所及び国際協力機構(JICA)から成るコンソーシアムを形成し、このコンソーシアムからMJIITに対してカリキュラムの策定や日本人教員派遣等の形で協力しています。本年1月より慶應義塾大学は、このMJIITコンソーシアムのもとにおかれた4つの分野(電子・コンピュータ工学、機械精密工学、環境・グリーン技術工学、技術経営工学)のうち、電子・コンピュータ工学分野の幹事校の任に就いています。
また、これまで2名の教員の長期派遣のほか、6名の大学院生を協定研究生として、また3名の学部生を協定学生として受け入れてきました。
今回の表彰式には、コンソーシアムのメンバーの一員として、理工学部国際交流委員長の小尾晋之介教授が参列しました。
9月2日(水)にはMJIITのルビヤ院長はじめMJIIT関係者が矢上キャンパスを訪問し、青山藤詞郎学部長はじめ理工学部の関係者を交え、今後のさらなる連携強化について協議しました。