学びの特徴

「総合教育科目」は、人間・社会・自然に対する深い洞察力の養成を目的としています。絶えず進化し続ける自然科学や工学の各学問領域の間や、さらには人文・社会科学の領域との間をつなぐ科目、また、国際化する理工学分野において、地球的規模でのコミュニケーションと文化理解に不可欠な能力を養成する外国語科目等が設置されています。これらの科目は単に教養としての知識を与えるにとどまらず、知を活性化させ、創造への意欲を刺激することでしょう。個別的な知識を有機的に統合することを、これらの科目は目指しています。

「専門基礎科目」は、第3学年以降の高度な学習や研究に備えて基礎力を充実させる理工学部独自の科目です。各学科の骨格となる厳選された必修科目と、多彩な選択科目が設置されています。さまざまな科目の中から本格的に取り組みたいテーマを自ら発見し、専門学習の第一歩を踏み出すことになります。

「学科専門科目」は、新たな科学技術の開拓に積極的に挑戦してもらいたいという目的から設置されている科目です。専門性の高い必修科目に加え、多彩な選択科目が用意されています。並行して、より高度な学習に多くの時間を振り向けられるように、総単位数にも余裕を持たせています。また、内外の著名な学者、企業の第一線で活躍する研究者や技術者による数多くの特別講義も行われています。さらに、第4学年では大学院の設置科目を先取りして履修することも可能です。

学部4年次に研究室に所属し、各自の研究テーマに沿って「卒業研究」を遂行します。学科により、論文の執筆だけではなく、指定授業科目を習得する場合もあります。また、学生の相談窓口として、学生約4名あたり1名の卒業研究指導教員も指導教員も設けて、勉学の支援を行っています。