近年急速に発展したテクノロジーの成果は、これまで異なる工学分野で独自に展開されてきたため、必ずしも有機的に統合されているとは言い難く、見方によってはまとまりのない要素技術の巨大な集合体に留まっています。システム統合工学専修は、機械工学や電気・電子・情報工学を基盤とし、対象とするシステムを社会環境や自然環境までを含めた広義の環境のなかで最適かつ統合的にデザインすることにより、新たな工学的価値およびデザインの方法を創造することを主眼としています。

身体感覚を伝送可能な双腕ロボット

身体感覚を伝送可能な双腕ロボット

金属3Dプリンタの光学―機械システムの設計

金属3Dプリンタの光学―機械システムの設計

ナノ熱流体デバイスによる超微量分子輸送制御

ナノ熱流体デバイスによる超微量分子輸送制御

システム統合工学専修の研究分野とキーワード

機能の統合化とデザイン

生産システム、最適化デザイン、制御系デザイン、産業応用機器、システム構成要素、極限光計測、電機エネルギー変換など。

複合現象のアナリシスとシンセシス

熱・物質移動、熱工学、熱物性、流体工学、環境システム、レーザ、エネルギーシステム、計測工学、制御工学、モデリング、複雑系、非線形システム、マイクロ・ナノシステム、材料物性など。

知能化情報化システムのデザイン

生体信号処理、バイオメカ二クス、ハプティクス、リアルタイムネットワーク、ロボティクス、自律分散システム、情報処理システム、ネットワーク制御、ネットワークセキュリティ、知的生産システム、ヒューマンインタフェース、適応・学習制御、CAD/CAM、インテリジェントシステム、次世代通信システム、ディジタル信号処理など。

ナビゲーションの始まり