現在の社会における基盤技術の一つは電気電子基盤技術である。原子・光は粒子性と波動性を共に備えており、まさに原子・電子・分子と光子が相互に極限状態で制御・相互作用できる時代になりつつある。これらを“道具” として利用すれば、原子・イオンも波として先端材料加工に利用でき、原子・分子・電子・光子を完全に操ることで半導体ナノ構造のプロセシング、先端電気電子機能材料のプロセシングなどが開けてくる。これらの空間的・時間的極限技術を駆使して開発されたデバイスを集積化することにより全く新しい革新的システムを構築し、さらに、これらの極限技術を電子情報通信システムの“道具” として展開することにより、格段に豊かな社会が到来しよう。

電気電子工学専修の取り扱う分野は、ディジタル・マルチメディア信号処理、画像工学、光・画像応用計測、コヒーレント量子工学、半導体デバイス物理、ナノエレクトロニクス、有機エレクトロニクス、光エレクトロニクス、マイクロオプティクス、ナノフォトニクス、レーザ工学、RF回路、システムLSI、バイオメディカルLSI、光通信システム、無線通信システム、システムエレクトロニクスなどである。

ナノデバイスセンサイメージ

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