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理工学部HOME > ニュース一覧 > ニュース 2016年度 > 遠藤謙氏(ソニーコンピュータサイエンス研究所 アソシエイトリサーチャー)による人間教育講座が開催されました

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遠藤謙氏(ソニーコンピュータサイエンス研究所 アソシエイトリサーチャー)による人間教育講座が開催されました

2016/12/27 更新

 2016年12月19日(月)、日吉キャンパスJ24教室にて、「身体とテクノロジーの未来」と題して、遠藤謙氏(ソニーコンピュータサイエンス研究所 アソシエイトリサーチャー)による人間教育講座が開催されました。

 理工学部が主催するこの講座は、現代社会の先導者とも言える方々に、世界観、人生観、哲学を語っていただくことによって、学生が「社会の中でどう生きるか」を考えることを目的としています。当日は理工学部の1・2年生だけではなく、他学部・他研究科に在籍する塾生や社会人など約50人が参加されました。

 講演では、まず「ASIMO(世界初の本格的な二足歩行ロボット)」の示した未来にあこがれて前野隆司教授(現システムデザイン・マネジメント研究科委員長)研究室でロボットの研究をしていた遠藤氏が、高校の後輩が骨肉腫のために脚を切断したことと「テクノロジーが補完すれば障がい者は生まれない」と主張する義足のロッククライマーでもあるMITメディアラボの研究者Hugh Herr氏との出会いをきっかけに、義足の研究をすることになった経緯を説明されました。
 遠藤氏は「途上国が抱える問題を適正にテクノロジーを届けることによって解決する」というテーマを掲げるMIT D-labで、途上国で実現可能な義足を作ることをクラスで教えた話に始まり、2012年に帰国して株式会社Xiborgを立ち上げてコードネーム「OSTRICH」と呼ばれる陸上競技用義足を開発してサイバスロン(ロボット技術を応用した障がい者の競技会)の出場者に提供するなど、日常生活により良い影響を与える製品から競技を通じた先端技術開発まで幅広く取り組んでいることも説明されました。
 講演の最後では、テクノロジーと身体を掛け合わせることによって「障がい」という言葉をなくす社会を実現するために、これからも身体に関わる研究を続けていくと訴えて締めくくりました。

 講演後の質疑応答では、「車椅子のなくなる社会ができるとしたら、どのような社会になるか?」「義足の量産を困難にしている問題点とは?」「健常者の身体能力を上げる研究にはどのようなものがあるか?」といった、講演内容だけでなくその周辺領域にわたる内容まで多岐に亘る質問が寄せられました。 遠藤氏は、このような参加者からの質問に対して、ご自身の研究に限らず関連する他の研究にも言及しながら丁寧に回答されていました。 講演・質疑応答の時間が終わってからも、参加者自身が研究している義足を実際に持ち込んで遠藤氏からアドバイスをもらう光景が見られるなど、講演は盛況のうちに終了しました。

遠藤 謙 氏

遠藤 謙 氏

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