Emerging 2016
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03大学院理工学研究科委員長  青山 藤詞郎 Emerging2016が発行されました。このハンドブックでは、まず慶應義塾大学大学院理工学研究科における、教育と研究に関する基本的な方針が説明されています。理工学研究科は、比較的規模の大きい3つの専攻(基礎理工学専攻、総合デザイン工学専攻、開放環境科学専攻)と各専攻に所属する専修と呼ばれる教育研究ユニットによって構成されています。この組織の特長は、柔軟な組織構造のもとで、自由に研究分野を横断できるトランスディシプリナリな教育研究環境を提供する点にあります。多様な研究領域をカバーするそれぞれの大専攻のもとには、複数の「専修」という教員グループによる教育研究ユニットが設けられ、人材育成機関として社会のニーズに対応した柔軟な教育研究体制が組めるようになっています。専修の改編は5年毎に実施されており、2015年4月から、専修制度開始以来3回目の改編による新しい専修体制の下で、教育・研究活動が開始されています。 理工学研究科の活動本拠は、日吉キャンパスに隣接した矢上キャンパスで、ここでは、前期博士(修士)課程と後期博士課程で合計約1800名の大学院生が学部生とともに勉学と研究活動を行っています。大学院の教育・研究活動に携わる専任教員は、教授、准教授、専任講師および助教を合わせて総勢280名を超え、これを支援する事務部門では約160名の職員が活躍しています。矢上キャンパスは、学部と大学院間、学問分野間、学生と教職員間のそれぞれの垣根を越えたまさにEMERGINGの場を提供しています。 このハンドブックは、慶應義塾大学大学院理工学研究科において学習と研究を行っている、あるいはこれから始めようとする学生諸君が、それぞれの進む道を模索し、入学から学位取得修了までの道筋を設計し将来の目標を考えるための一助となるべく編集されたものです。また、理工学部の学部生に対しても、大学院進学やその後の進路を考える際の有効な情報を提供するガイドブックとしての役目も与えられています。学生諸君が、このハンドブックを有効に利用して、それぞれのキャンパスライフを、自ら有意義なものに導いてくれることを期待しています。

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