学科の概要
数理科学科
「数学」を共通の言葉として物事の「理(ことわり)」を科学的に明らかにする学問分野
どんな学問?

数学は、あらゆる科学技術を語る言葉であり、論理的で緻密な思考様式そのものです。たとえばある物理現象とある経済現象が同じ微分方程式で表されることに象徴されるように、幅広い現象が数学的には同じ問題として抽象化、定式化されます。つまり、さまざまな現象に共通する数学的な構造をつきとめ、現実世界を数学という言葉で記述することこそ数学のエッセンスです。
数理科学とは、数学理論(いわゆる純粋数学)の追求と同時に、現実現象の記述(抽象化、定式化、モデル化)の開発に重点を置くものです。
学習・教育目標
確実な数学の素養と理論的な基礎を十分に身に付けることによって、変化する時代にあっても本質的なものを見きわめることのできるゆるぎない人材を養成します。
教育内容
- 本学科には数学専攻と統計学専攻との2コースがあります。
- 数学専攻では、解析学・幾何学・代数学など、純粋数学の諸分野における基礎を学ぶと同時に、それらが自然科学の諸分野に向けてどんな応用を持っているのか、その可能性を追求します。
- 統計学専攻では、数学・統計学を基礎として、工学・社会科学の諸問題を解決する専門家を養成することに重点をおいています。
- 数学専攻では、解析学(特に関数解析、微分方程式論)、代数学、幾何学、数理情報などの学習が主となります。
- 統計学専攻では、確率論、数理統計学、応用統計学、計算機数学、離散数学、計画数学、保険数学、数値解析などを学びます。
進路
数学的な思考力、分析力は幅広い分野で求められています。企業からの求人は豊富であり、特に金融系、メーカー系(ハードウェア、ソフトウェア)、教育関係への就職が多いです。さらに高度な研究能力を養うため、多数の学生が大学院へ進学しています。
