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慶應義塾大学理工学部
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学部長・研究科委員長メッセージ

理想の追求

理工学部長 伊藤公平

慶應義塾の伝統
全社会の先導者として理想を追求する、それが慶應義塾の伝統です。まずは例え話から。アリの大群が餌を求めて移動する様子を想像してみてください。それぞれのアリはやみくもにバラバラの方向に動いているように見えます。でも、餌を求めて必死に活動しています。一匹一匹が一生懸命活動している、これが大切です。そして誰かが餌をみつけると大群が全体として餌の方向に移動し、巣にまで見事に帰り着きます。慶應義塾が得意とする理想の追求もこれと似ています。一人一人が掲げる理想とその実現手段は異なるかもしれません。場合によっては正反対です。これが個性であり多様性です。でもお互いが強固につながっていることで大群が進むのです。一人ぼっちで理想を追求してもどこにも行き着きません。お互いにつながること、時間を共有すること、そして止まりそうな人を助けること。個人の独立があってこそ、周りの独立した人の意見を尊重するようになり、そのことがよりよい社会の形成につながる。これが慶應義塾の考え方です。

理工学部の教育の特徴
「理工学部生が、生涯にわたり活躍の場をどんどん拡げる実力と交友関係を身につける。そのために必要なカリキュラムとキャンパスライフを提供する。」これが理工学部教員の共通目標、すなわち理想です。理工学部で学ぶ学生が活躍する10年、20年、30年後の未来を私たち教員が想像力豊かに予測し、一人でも多くの卒業生が国際舞台で羽ばたくことにつながる学習環境を提供します。

理工学部の1年生は特定の学科に所属することなく、学門という柔らかなくくりで様々な知識を吸収し、問題解決能力を高め、多くの友人と語り合い、課外活動や趣味に励みます。理工学者としての礎と人間力を高めるために、数学、物理学、化学、生物学、実験、プログラミング、語学、総合教育科目(人文科学・社会科学)などを履修します。2年生からは11のバラエティーに富んだ学科の一つに所属し、教員と学生の距離が近いアットホームな環境で専門性を高めます。社会科学、人文科学、語学の学習にも継続的に取り組むことから教養を深め、英語・諸外国語によるコミュニケーション能力を磨きます。このようにして実力を高め、生涯の友を涵養していく学部生活のハイライトが、4年生で実施する本格的な卒業研究です。

国際交流プログラムも多彩です。1・2年生のグローバルリーダーシップセミナーでは日英両言語で時事問題や学術を議論します。全学部対象の派遣交換留学では、世界トップレベルの協定大学に1年間留学することができます。派遣留学先で取得する単位の多くが理工学部の単位に換算できるので、留学先での履修科目を上手に選べば、一緒に入学した仲間と同時に卒業できます。理工学部ダブルディグリープログラムでは、学部2年生修了後にフランスの名門理工系グランゼコールに入学し、フランスのエリート学生と一緒に2年間を過ごします。その他にも、春・夏休みを利用した短期留学プログラムが各種用意されています。英語・ドイツ語・フランス語などの各種語学留学、欧州トップのアーヘン工科大学でドイツ語と工学の両方を学ぶ研修、欧米大学サマーセッションとの単位互換、米国企業でのインターンシップなど、留学開始時の語学力が文系ほど問われない理工系の利点を活かして、学部生に様々な留学機会が用意されています。

理工学部では1・2年生が日吉キャンパス、3年生以上が矢上キャンパスに通います。日吉と矢上は隣接しているため、学部4年間、そして大学院生活を通じて日吉キャンパスの様々なリソースが活用できます。日吉キャンパスの外国語教育研究センターでは最上級の英語や、様々な外国語に関する科目が履修できます。教養研究センターでは、研究論文執筆・発表を日英両言語で学ぶ科目や、文化・音楽・芸術に関する様々な教養科目が設置されています。日吉は各種体育会(運動部)、文化・スポーツサークルの活動拠点でもあります。矢上キャンパスの理工学部体育会に加えて、慶應義塾全体の体育会に参加する理工学部生も増えています。学術・国際交流・芸術・スポーツの四拍子が整った日吉・矢上キャンパスで有意義な学生生活を過ごしてください。

学部卒業生の7割ほどが慶應義塾大学大学院理工学研究科に進学します。残りの3割の進路は、企業への就職と国内他大学院への進学が主ですが、海外有名大学院への進学者も増えています。このことは慶應理工学部の教育が世界で高く評価されていることを示しています。

理工学研究科(大学院)の教育の特徴
理工学研究科の大学院生は3つの専攻のいずれかに所属します。しかしカリキュラムのデザインは学生の自主性に任されています。3つの専攻が設置するバラエティーに富んだ200以上の大学院科目の中から、現在そして将来の自分に必要な科目を組み合わせて学べます。
 
全社会の先導者として羽ばたくためには、世界レベルで最先端の研究環境に身をおくことも大切です。理工学研究科は2003年に先端科学技術国際コースを設置し、従来からの日本語での学習・研究に加えて、英語のみで科目履修・研究遂行・論文執筆・学位の修了ができる制度を整えました。これにより欧州トップ理工系大学院とのダブルディグリープログラムが一気に加速し、多くの大学院生が日本から欧州に渡り、国際的環境で最先端の理工学研究に携わるようになりました。当然、欧州からも多くの優秀な大学院生が理工学研究科に入学するため、矢上キャンパスの国際化が飛躍的に進んでいます。研究施設も日々拡充され、総合大学ならではの専門をまたいだ医工連携、文理融合研究が発展し、学術に新たな息吹をもたらしています。個の独立に加えて、チームワークを重視するのも慶應義塾の特徴で、多くの仲間に恵まれます。

卒業後の活躍
理工学部・理工学研究科は、国内外の大学・研究機関で活躍する研究者を多数輩出してきました。この伝統を加速するために、慶應義塾が誇る卒業生ネットワーク「三田会」やその他の世界的ネートワークをとおして卒業生の選択肢と活躍の場をますます世界に拡げています。従来の国内企業に加えて、外資系や海外の企業に就職する人も増えていますし、学生や卒業生によるベンチャー起業も活性化しています。新しいことに果敢にチャレンジする、これが慶應義塾の得意とするところです。

おわりに
科学技術は常に進化し続けます。それだけに科学者・工学者の道徳感と倫理感が強く問われています。理工学部・理工学研究科では、教職員と学生が最先端の研究を通して世界と触れ合い、世界の中での自らと我が国の立ち位置を認識する環境を準備することから、世界を舞台に活躍する卒業生の輩出を目指しています。

慶應義塾大学 理工学部長・大学院 理工学研究科委員長 伊藤 公平

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