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理工学部HOME > 塾員来往 > [第87回] 加藤 祐子 (株)日立製作所

塾員来往

[第87回] 加藤 祐子 (株)日立製作所

加藤 祐子氏

 本コラムを執筆させていただくにあたり、慶應入学からこれまでを改めて思い返しましたが、大学時代も、そして会社に入ってからも慶應の仲間にとても恵まれ、お世話になっているなと感じます。その中のいくつかをご紹介しようと思います。

~学生編~
■数理への道
 私は大学入学時、応用化学科に進学するつもりでした。慶應には指定校推薦で入学したのですが、高校の先生から「加藤さんは気が変わりやすいから学門3ではなく学門4がいい」と言われ、学門は選択分野の広い学門4を選んだのです。
 大学入学直後、数学も好きだった私は「数学」という文字だけを見て「数学研究法」という科目を履修しました。何も知らずに選んだこの科目、実は自分で定理を作るという科目でした。履修者は数理科学科へ進む以外に道はないと言わんばかりの数学好きばかり。何度も辞退しようと思いましたが、担当の先生やその研究室の先輩方が親身になって支えてくださり、私の定理が完成したころには私も数理科学科しか見えなくなっていました。整数論の面白さに魅せられた私は、高校の先生の予言を上回り、学門を越えて数理科学科に進んだのでした。

■研究室
 数理科学科進学後は気が変わることなく、私と同様に数学研究法で整数論に魅せられた仲間と3人で栗原将人研究室に入りました。栗原先生が慶應にいらした1年目で、5人という少人数の研究室でした。栗原先生が研究や教育に熱心であるということは自明ですので、ここでは栗原研のイベントを2つご紹介します。
 まず1つは慶早戦です。あまり興味はなかったのですが、実際に観戦すると楽しく、毎年春も秋も観戦に行くようになりました。最初は行くたびに慶應が負けていたので、栗原研が行くと負けるというジンクスができるのではと冷や冷やしましたが、観戦した試合が初めて勝ったときは「栗原研が行くと勝つ」と皆で気分が大きくなったものです。
 もう1つは蓼科山荘合宿です。もちろん、合宿では数学のセミナーもしましたが、BBQ、山登り、野球、水族館、テディベア美術館等、盛りだくさんでした。

栗原研合宿1年目(テディベア美術館にて)

栗原研合宿1年目(テディベア美術館にて)

栗原研合宿3年目(車山にて)

栗原研合宿3年目(車山にて)

 これらのイベントは2年目以降も、そして私が卒業してからも続いています。今でも慶早戦や合宿のお誘いメールが後輩から届くので大変嬉しいです。毎回参加できるわけではありませんが、できる限り参加したいと思っています。しかし、蓼科合宿での栗原先生との早朝ランニング、以前は任意参加だったのですが今は必修との噂。人数も増えて野球の対抗戦もできるようになったとか。次回参加するまでに体力をつけなければ、、、。

大学院修了式(当時の数理棟(36棟)裏の桜の下で)

大学院修了式(当時の数理棟(36棟)裏の桜の下で)

~社会人編~
■慶應義塾大学OB会
 日立には慶應義塾大学のOB会があります。事業所毎にもOB会があり、私の所属する研究所は年に3、4回懇親会を行っています。各部署に慶應のOBがいるので、他部署に用事がある際はまずその部署の慶應の先輩を訪ねて世間話!そうすると、自然と気持ちが楽になります。
 先日英国に出張したのですが、出張先で出会った他事業部の女性がたまたま慶應出身でしたので、初対面にもかかわらず、英国に出向中の慶應OBの先輩を一緒に訪ね、慶應出身の3人でギリシャ料理を堪能したのもいい思い出です。

慶應出身3人でギリシャ料理(英国にて)

慶應出身3人でギリシャ料理(英国にて)

■リクルータ
 私は仕事の傍ら日立製作所のリクルータもしています。私自身も就職活動時代、リクルータの方には大変お世話になりました。数学の世界から情報システムの世界に進むということで不安が多く、リクルータの方にはたくさん相談に乗っていただきましたので、私も同じように後輩の就職活動のお手伝いがしたいと思っています。
 リクルータをしていると、学生の希望に満ちた意見を聞くことができ、良い刺激になります。また、リクルータ活動は他事業所の方と連携して進めるので、広い社内全体を身近に感じられます。懇親会での世間話から仕事上の連携に発展することも。リクルータ業務以外でのリクルータ間のつながりも大切にしたいと思っています。

リクルータ仲間との懇親会 (勤務地は大甕(日立市)、小田原、戸塚、国分寺、大森など様々)

リクルータ仲間との懇親会
(勤務地は大甕(日立市)、小田原、戸塚、国分寺、大森など様々)

■仕事
 仕事についても少しご紹介します。現在私は、鉄道分野における知的計画システムの研究開発に携わっています。事故や災害などで鉄道が運転見合せとなり困ったという経験は皆さんお持ちだと思います。その乱れたダイヤを復旧するためのシステムの研究開発をしています。学生時代に研究していた整数論が直接役立つわけではありませんが、技術として数理技術を使っているので、数理科学科で培った考え方は現在も役立っています。私の力で、少しでも鉄道の利便性が向上したらいいなと思っています。

~最後に~
 学生時代はそれほど慶應という意識を持っていませんでしたが、社会人になってみて、慶應のつながりというだけで意外と身近に感じられるものだとわかりました。
 今回は、慶應の方々とのつながりばかりご紹介してしまいましたが、もちろん、慶應以外の方々にも日々お世話になっています。人とのつながり、皆さんも是非大切にしていただきたいなと思います。

プロフィール

加藤 祐子(かとう ゆうこ)(私立 雙葉高等学校 出身)

2006年3月

慶應義塾大学 理工学部 数理科学科 卒業

2008年3月

慶應義塾大学大学院 理工学研究科 基礎理工学専攻 修士課程修了

2008年4月

株式会社日立製作所 入社
同社 システム開発研究所 配属

2011年4月

研究所統合により、横浜研究所 所属
現在に至る

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