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理工学部HOME > ニュース一覧 > ニュース 2016年度 > 中野優理香氏(宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門有人宇宙技術センター JAXA フライトディレクタ)による人間教育講座が開催されました

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中野優理香氏(宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門有人宇宙技術センター JAXA フライトディレクタ)による人間教育講座が開催されました

2016/12/09 更新

 2016年11月30日(水)、日吉キャンパスJ24教室にて、「宇宙飛行士・国際宇宙ステーションを支える『きぼう』運用管制官の仕事」」と題して、中野優理香氏(宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門有人宇宙技術センターJAXA フライトディレクタ)による人間教育講座が開催されました。

 理工学部が主催するこの講座は、現代社会の先導者とも言える方々に、世界観、人生観、哲学を語っていただくことによって、学生が「社会の中でどう生きるか」を考えることを目的としています。当日は理工学部の1・2年生だけではなく、他学部に在籍する塾生、高校生や社会人など約100人が参加されました。

 講演は、中野氏が宇宙飛行士になりたいという夢を持ってJAXAに入り、「FLAT(熱・環境制御担当)」および「J-FLIGHT(フライトディレクタ)」の訓練を経て、2016年6月から9月にかけてのインクリメント48担当フライトディレクタとして大西ミッション前半をサポートしたというご自身の経歴を紹介した後、「国際宇宙ステーション(ISS)とは?」「宇宙飛行士の宇宙での生活」「宇宙ステーション補給機『こうのとり』の紹介」「運用管制官とは?」「『宇宙』で必要なスキル」という5つのテーマに沿って行われました。
 中野氏は、運用管制官が「J-FLIGHT(フライトディレクタ)」を始めとして「FLAT(環境・熱制御担当)」等を含めた9つの担当からなるチームになっていることを紹介し、ご自身がフライトディレクタとして、ISSのカメラ映像や通信状態、運用記録、手順書などが表示された11にも及ぶモニタ画面を確認しながら、適宜最適な指示を管制卓から出していることも説明されました。
 また、講演の中でISSの大きさをサッカーフィールドに例えたり、地上で生活する場合と比較して20から30倍の速度で老化が進むと言われる宇宙飛行士の宇宙での標準的な一日(睡眠8.5時間、運動2時間、仕事6.5時間)を帯グラフで表したり、当時ISSにいた若田宇宙飛行士と運用管制官達のやりとりの様子をメッセージアプリ風のスライドやISS内で実際に撮影された動画を用いて紹介するなど、参加者が理解しやすいように説明されました。
 講演の最後には、「運用管制官の心得-Gene Krantzの10か条」から「Take Responsibility(自分の担当は自ら責任を持て)」「Play Flat-out(やるときは徹底的にやれ)」「Respect your Teammates(仲間を尊重し、信頼せよ)」の3つを紹介し、宇宙に関わる仕事に就きたい学生向けに全ての仕事で基本となる心得を伝えて講演を締めくくりました。

 講演後の質疑応答では、「2024年以後の宇宙ステーションはどのようになっていくのか?」「民間でも宇宙開発を行っている中で敢えてJAXAが宇宙開発に携わる意義は?」「宇宙飛行士のストレスをどうやって軽減していますか?」「仕事における優先順位をどうつけるのですか?」といった現在の仕事に関する質問だけでなく、「なぜ最初に宇宙飛行士になろうと思ったのですか?」「研究室在籍時にやっておいた方が良かったことは?」「中野さんの最終ゴールは?」など、中野氏ご自身に関することまで、多岐に亘る質問が寄せられました。
 中野氏は、このような参加者からの質問に対して、ご自身の体験談を交えながら一つ一つの質問に丁寧に回答されていました。
 講演・質疑応答の時間が終わってからも、中野氏の前には多くの学生が列を作って熱心に質問をするなど、講演は盛況のうちに終了しました。

中野 優理香 氏

中野 優理香 氏

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