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理工学部HOME > 学問のすゝめ > 新しいデザイン科学の胎動、スーパーデザイナー出現の予感

学問のすゝめ

新しいデザイン科学の胎動、スーパーデザイナー出現の予感

松岡由幸 (機械工学科教授)

 21世紀は、「非日常のデザイン」が急増すると言われています。「非日常のデザイン」とは、例えば、深海を移動する探査機、血管中を泳ぐマイクロロボットなど、宇宙や深海、ミクロやナノなどの非日常的力学環境下で使用される人工物のデザインです。しかし、このような環境はデザイナーや設計者が自ら経験し得ないことから、従来のようにデザイナーや設計者の経験に基づく発想力や直観に依存するだけはうまくいきません。そのため、今後、科学や工学を駆使したデザインが不可欠であり、それを具現化するために有用な「デザイン科学」の研究を推し進めることが問われています。

 この背景から、私の研究室ではまず、「デザイン」という人間の行為を「数学」で表現する新たなデザイン理論と方法論の研究に取り組んでいます。そして、その理論や方法論に基づいて、デザイナーとコンピュータの協調による新たなデザインシステムの研究開発も進めています。例えば、生物の多様性に注目し、その発生過程のメカニズムを工学的に模倣した「創発デザインシステム」が挙げられます。私達はこのコンピュータシステムに、発生生物学の知見を組み込むことで、コンピュータ自身が要求を満たす多様なデザイン案を生成することに成功しました。現在では、このシステムをロボットに組み込むことで、まるで植物のようにロボット自身が自らの形を新しい環境に合わせて可塑的に変形させる研究もスタートさせました。

 私の研究室では、従来の美術的な工業デザインと科学の知を生かした工学設計の両方を可能とする「スーパーデザイナー」の育成も視野に入れ、デザイン教育を行っています。すでに何人かの卒業生は、新しいタイプのデザイナーとして活躍しています。興味を持たれた方は、是非、研究室ホームページをご覧下さい。

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