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理工学部HOME > 学問のすゝめ > 目に見えないからといってあきらめない。「ミクロの世界」から学ぼう。

学問のすゝめ

目に見えないからといってあきらめない。「ミクロの世界」から学ぼう。

佐藤洋平 (システムデザイン工学科専任講師)

マイクロ流体デバイス

目に見えないナノスケール粒子を選択的に分離を行うマイクロ流体デバイス。日本国および米国特許出願中。

ナノスケール流体センシング装置

液体中のイオン挙動を計測可能としたナノスケール流体センシング装置

 科学技術が急速に進歩したとはいえ、我々人類には、「宇宙」、「深海」、そして「ミクロの世界」が未開拓のまま残されています。私が「ミクロの世界」、即ち、マイクロ・ナノスケールの研究に魅了されたのは、幼少の頃見た映画「ミクロの決死圏(Fantastic Voyage)」が忘れられなかったからでした。いつか必ず目に見えないものを見てやる! という思いがあったのでしょう。これが学問の出発点でした……

 かつての大型電気化学実験装置が、今では手の平に簡単に載ってしまうサイズにまで集約化が行われています。その中には薬品、即ち、液体が流れていますが、当研究室では、マイクロからナノメートルのレベルでの液体の知られざる世界を明らかにし、思うがままにコントロールしようというチャレンジ精神旺盛な研究に取り組んでいます。例えば、約100年程前にアインシュタインが定式化したブラウン運動を利用して、液体の速度を計るシステムの開発を行ったり、液体中のイオン濃度を急激に変化させて、目には見えない小さい粒子を分別する制御システムの開発を行っています。いずれも生体内では、気づかないうちに行われている現象です。

 学問には必ず出発点があり、必ず終着点があると思います。私の出発点は既に述べましたが、終着点は液体中のイオンの本当の姿(形や大きさ)を明らかにして、自由自在にイオンを操ることです。そして終着点に私を導く原動力は、見ることができないからといって決して諦めない不屈の精神であり、自分自身に日々云い聞かせています。

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