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理工学部HOME > 学問のすゝめ > 妙に座り心地の良いイスに出会ったとしたら、たぶん私の仕業です。

学問のすゝめ

妙に座り心地の良いイスに出会ったとしたら、たぶん私の仕業です。

山崎 信寿 (機械工学科教授)

新しい物作りイメージ

なぜ人間の背骨の形はこんななのだろう。その力学的な仕組みがわかれば、じゃあイスはもっとこんな形にすればいい、という新しい物作りも可能になる。

私の研究室ではイスや靴やベッドの開発などにも取り組んでいたりしています。なぜ機械工学でイスなのか、その辺の事情から説明したほうが良さそうですね。私が大学に進学した頃は工業用ロボットの開発・導入時期で、人の腕の研究が盛んに行われていました。みんなが手をやるなら、足をやろうという単純な動機で、歩行機械の研究を始めたのですが、動物や人の歩行システムというのは実に巧妙にできているということを思い知らされました。そこで人間はなぜこういう形なのか、といった力学的な必然性や運動原理の探究、いわゆる「身体工学」を20年以上続けてきたわけです。

そうした研究を通して様々なことがわかってきました。それを前提に従来の製品開発の仕方をみると、違うんじゃないかと気づき始めたのです。従来の製品開発とは、いろんな人の体のデータを集めてその平均値で標準化・規格化しようとしています。しかし逆に言えば、平均からずれるとフィットしないわけで、結局多くの人が満足できないものになってしまいます。これに対して力学的な原理から発想すれば、たとえば人間の背骨の形がイスの好みに関係し、どう支えれば快適な状態になるかが計算できるようになりました。

このような発想の製品化は、福祉機器や近未来新発想シートの自動車など既にいろんな分野でも始まっています。実際、モーターショーにコンセプトカーが展示されたりしています。

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