Emerging 2016
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開放環境科学専攻74理工学研究科要覧空間・環境デザイン工学専修空間・環境をデザインする工学としては、都市・建築工学、交通・土木工学、宇宙・機械工学、ロボット工学、環境工学、エネルギー工学、情報・通信工学などの分野が挙げられます。いま、これらの諸分野間のダイナミックなインタラクションを探求するとともに、こうした工学技術を有機的に統合化するシステムデザインが求められています。空間・環境デザイン工学専修は、計算能力およびシミュレーション技術を駆使して広く空間・環境をデザインする工学に共通する基盤科学技術を確立し、その上に新しいシステムを創造することを目的としています。環境エネルギー科学専修現代社会は、産業技術の急速な発展により物質的豊かさや利便性が向上した一方で、エネルギーの消費増加による環境問題に直面しており、循環型経済社会システムへの転換が急務となっています。環境エネルギー科学専修では、エネルギー開発・利用技術や環境と調和する機能性材料開発などのための基礎科学と、大気環境分析・環境対策技術やエネルギー・物質循環とプロセスシステムの研究開発など、環境とエネルギー問題の解決を牽引する学術を研究・教育の対象としています。応用力学・計算力学専修近年、計算機および数値シミュレーションの技術は目覚ましい発展を遂げ、これまで実験的には難しかった物理現象の解明が計算機を利用することにより可能になってきています。また、産業界でもこれらの技術を活用した先進的な機器設計が重要になっています。応用力学・計算力学専修では、計算力学的手法を用いた様々な物理現象の解明や広範な科学技術分野への応用はもとより、数理解析、理論解析、実験的解析、および、数値計算スキーム、計算技術、計算機ハードウェア、ポスト処理技術の開発などに関する研究を行っています。情報工学専修人間社会において、情報はエネルギー、物質と並んで大きな位置を占めています。情報は人間と人間、人間と自然、人間と機械、機械と機械を結んでいます。こうした結び目の役割を円滑にするための基盤技術である情報工学なくして社会基盤を形成することはできません。本専修では、コンピュータサイエンス、情報通信ネットワーク、インタラクティブメディア、という3つの分野から、新たな情報工学技術の構築を目指した研究を行い、産業界・アカデミアにおいて人間を中心としたデジタル情報社会基盤の創造に貢献できる人材を養成します。オープンシステムマネジメント専修様々な人間が形づくる組織や社会は、有機的に関連しており、周囲の環境と出入りがあって明確な外部との境界が定めにくいものとなりつつあります。人間・組織・社会を個別の系としてではなく、包括的にオープンシステムとして捉えて問題を発見し解決するための統合的な方法が求められています。オープンシステムマネジメント専修では、管理工学の基礎研究で積み上げられ体系化されてきた数理技術・情報技術等を統合し活用することにより、現実の問題解決のための新たな方法論の創造と応用技術の開発を推進していきます。開放環境科学専攻

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