Emerging 2011
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08理工学研究科要覧理工学研究科 本大学院修士課程は1951年に、機械工学専攻、電気工学専攻、応用化学専攻の3専攻でスタートしました。2年後には博士課程が発足、その後、計測工学専攻、管理工学専攻、数理工学専攻が次々に増設されました。更に、工学部から理工学部への改組を受け、工学研究科は1985年に理工学研究科と改められ再スタートしました。その際、物理学専攻、化学専攻が新設され、数理工学専攻は数理科学専攻として改編されました。また、1989年に計算機科学専攻、物質科学専攻、生体医工学専攻が新たに加わり、全11専攻を揃えるまでに拡大しました。 2000年の節目を迎え、理工学研究科は、新たな理念のもとに、それまでの11専攻から、3つの大専攻(基礎理工学専攻、総合デザイン工学専攻、開放環境科学専攻)に再編成されました。同時に総合科目や課題研究科目などを導入し、大学院の教育に対する考え方を大幅に見直しました。 この組織の特長は、柔軟な組織構造のもとで、自由に研究分野を横断できるトランスディシプリナリな教育を可能にする点にあります。具体的には各専攻が多様な領域を内包する大きな組織単位となり、選択の幅が広がっていることと、各専攻内にある専修という教員グループによる教育研究ユニットが、改編しうる柔軟な組織として制度化されていることです。2010年4月からは、2度目の改編を行い、新たな専修体制の下で、理工学研究科は第3フェーズに入っています。毎年、約70%の学部卒業生が修士課程に進学しています。もちろん前期博士課程(修士課程)だけでなく、後期博士課程の人材育成と社会への人材供給にも力を入れています。養成する人材像 理工学研究科では、学生一人ひとりの固有の才能を引き出し、主体的に問題を設定し、それに取り組む能力を開花させることに教育の主眼が置かれています。さらに世界的レベルで独創的な成果をアウトプットできる研究能力と同時に、社会的指導力を養成することをねらいとしています。その結果、研究者のみならず、新たな分野の起業家や社会の指導的役割を果たす専門家、リーダーなど、様々なタイプのたくましい人材を輩出してきています。国際交流の一環としての留学制度、先導的な研究者の海外からの招聘、奨学金制度の充実、早期修了の可能な環境整備に力を注いでいます。在職したまま後期博士号を取得することも支援しています。21世紀COEプログラムとグローバルCOE 2002年度から文部科学省が実施した国際競争力のある世界最高水準の大学づくりのための「世界的研究教育拠点の形成のための重点的支援21世紀COEプログラム」において、理工学研究科からは、5分野が選定されました。このプログラムは、世界をリードする創造的な博士の人材育成を図ることを目的としたものです。2007年度からは新たな競争的プログラム、「グローバルCOEプログラム」が始まり、キャンパスでは教育と研究の国際連携活動が開始されています。博士課程の大学院生は、COEプログラムの遂行を支える研究スタッフとして活躍するとともに、充実した経済的支援を得ています。先端科学技術国際コース 2003年9月から「先端科学技術国際コース」(全ての講義が英語で行われるプログラム)が設置され、海外からの学生は英語だけで修士課程および後期博士課程の修了と学位の取得が可能となりました。日本人学生がこのコースを履修することも可能で、国際的な雰囲気の中で教育研究が行われています。また、フランスのエコール・セントラル・インターグループとのダブルディグリー制度からは異文化の中で育成された修了生も誕生しており、2010年度からは新たにスエーデンのルンド大学とのダブルディグリー制度も開始されました。海外からの学生には文部科学省の奨学金支給や宿舎の整備も進み、理工学研究科は世界水準大学院に向けて推進しています。概 要理工学研究科
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