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「アーヘン・サマースクールに参加して」

Fさん

理工学研究科 修士課程1年生

 私がこのプログラムに応募したのは、ドイツ語の授業で生活習慣や文化を学ぶうち,実際にドイツでの生活を体験してみたいと考えるようになったためである。3週間はあっという間に過ぎてしまったが、その間充実した時間を過ごすことができた。

 プログラムは午前中がドイツ語の授業、午後がエンジニアリングの授業だった。ドイツ語の授業はテキストを読んだり会話をしたりというものが中心だったが、一度先生がギターを持ち込んで、ドイツ語の歌を教えてくれたことがあった。意味をきちんと把握したわけではないのになぜか我々を惹きつけるものがあり、ことあるごとに(歌いすぎて最後には飽きていたが)歌っている人もいた。

 エンジニアリングの授業は講義が多かったが、他にも,実験では菌に最も適した環境を自分たちで設定しそのタンパク質生成量をグループごとに競ったり、作業場の見学では金属表面やアーヘン工科大学で確立されたというガラスの加工技術を間近で見せてもらった。

 また夜には、ドイツ人と日本人がお互いの国の料理を作りあったり、一緒にカラオケをしたりというイベントもあった。さらに週末は観光プログラムが組まれており、ドイツの他の都市や他国も訪れた。ベルギーへ行ったときは、(一応ベルギーでも話されているのだが)ドイツ語があまり通じず、いつもドイツ語で四苦八苦しているはずなのになんだか寂しい思いをした。ベルギービールの味が口に合わず、ドイツビールを恋しがっている人もいた。

 プログラム以外の時間は、主に現地の学生と過ごしていた。私は海外が初めてで行く前は生活面のことなど色々と不安に思っていたのだが、彼らは親身になって我々の相談にのってくれ、アーヘンで生活する上で本当によく助けてもらった。夕飯を食べに連れて行ってもらったり、お薦めのお土産やアイスクリーム屋さんなど教えてもらったりした。晴れた日には30人分近くの食料を買いこみ、公園でバーベキューをした。ドイツでは「晴れた日は外に出てバーベキュー」というのが定番らしく、公園はバーベキューをしている人だらけだった。

他にはアーヘンの街を散歩したり、生活用品やお土産などを買ったりしていた。ドイツ人はなぜか散歩が好きで、一緒にぶらぶらするうちに我々にもその習慣が移ってしまった。アーヘンは街全体に緑が多く、それほど複雑な道になっているわけでもないので(3週間もいるとだいたいの地理は頭に入ってしまう)、散歩をするにはとてもよい街だった。また生活面で少し困ったのは、たいていのお店が夕方6時で閉まってしまい、授業がたまたま早く終わった時くらいにしか買い物ができなかったことである。さらに日曜日は閉まっているので、日本の生活に慣れているこちらとしては稼ぎ時に休むなど信じられないと思ってしまうが、日曜日に静かな街を歩くと、こういう休日もいいなという気分になる。また余談だが、アーヘンにはチョコレート会社の工場があり、そばにはチョコを安く買える直売店がある。チョコレートに目がない私は、そこでスーツケースの4分の1を占める量のチョコを買い込んでしまった。

 サマースクールで気をつけなければならないことは、周りに日本人が多いので、日本語だけで生活しようと思えばできてしまうことだ。ただ,それではせっかく外国に行っている意味がない。外国に行くというのは、本などではわからない、現地の人たちしか知らないことをたくさん吸収するいいチャンスである。乾杯のときの決まりから絶対に辞書には載っていないような若者言葉まで、現地の学生から面白いことをたくさん教えてもらった。またその際、ぜひドイツ語で話すことをお薦めしたい。ドイツ語に自信がないと思っている方もいるかもしれないが、大切なのはスキルよりも、積極的にコミュニケーションを取ろうという姿勢である。ぜひ自分からどんどん声をかけていってほしい。私は最初ドイツ語など頭の片隅に追いやられた状態だったが、帰国後口をついて出てくるようになっていたのには驚いた。

 今振り返ってみて、サマースクールに参加して本当によかったと思っている。今後参加されるみなさんも、現地で何事にも積極的に取り組み、有意義な体験ができることを願っている。

 

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